読:きみのお金は誰のため
読書記録
お金について書かれた本で、本当に買ってよかったと思えた本でした。
通常は、全体的に見てもなかなかそういう本には出あわないと思います。
主人公を学生にしたストーリーでお金について学ぶ展開になっているが、大人であっても真に理解が出来ていない者が理解できる本になっているため、侮るなかれ、ぜひみんなに読んでほしいし、配りたいぐらいの内容でした。
田内学さんについては、Youtubeで出ている動画で出演されていたため知っていましたが、この本の著者であることが分かってから一気にファンになりました。
読み切る前に別の著書「お金のむこうに人がいる」も購入。
目次から察するに、内容としては被る部分も多いのかもしれないと思ったけれど、それでも読んでみたいと思わせるほど、「きみのお金は誰のため」の内容が素晴らしく、田内さんの考えをもっと知りたくなりました。
最近noteもアカウント作成したので、noteの方もフォローして記事を購入したいと思っているところ。
「きみのお金は誰のため」ポイント
ポイントは本の帯にも書かれているし、目次のタイトルにもなっているけれど、
①お金自体には価値はない
②お金で解決できる問題はない
③みんなでお金を貯めても意味がない
この3点につきます。
おそらく部分的に気が付いている人はたくさんいるかと思いますが、この3点すべてを理解し気が付いている人は少ないように思います。
具体的な例を出しながら進められるストーリー構成のため、本当にお金の本質が理解できて目から鱗でした。
学生であれば書籍代が高いと感じるかと思いますが、図書館を利用してでも読んでほしい本でした。
書籍の内容は詳しく書きません。
要約サイト等で内容は簡単にわかるんでしょうが、書籍を読んで主人公視点で読み進める方が理解度が違うかなと感じています。
というのも、本の構成がとても素晴らしく、(高学歴でもなく高収入でもない)一般的な人の目線で考えて理解できる内容となっているからです。
主人公が学生である点では入り込めない人もいるかもしれませんが、主人公が感じる事については誰しも思ったことのあるものばかりだと思いました。
ぜひ要約したものではなく、書籍を読んでほしいです。
少額ながら投資をしているため、勉強も兼ねてお金の本質を知りたいと思い手に取った本だけど、本当に買って良かった。この本を読んで投資で資産運用が上手くなるわけではないかもしれないけれど、お金の本質を知っていれば、物の考え方や視点が変わる。考えが変われば、自分も変わる、資産運用も当然影響を受ける。これからの資産運用で、良い影響にしたい。